人間模様:CIAがスパイに実行させた「愚者の心得」が完全に日本な件

Gigazin:CIAが敵の組織を破滅に追いやるために潜入スパイに実行させた「愚者の心得」をまとめたマニュアル「Simple Sabotage Field Manual」

http://gigazine.net/news/20160829-simple-sabotage-field-manual/

1.組織と会議

  • 何をするにも「指揮系統」を主張せよ。意志決定を早めるためのいかなるショートカットも認めないようにせよ
  • ひたすら「演説」せよ。演説は可能な限り頻繁に、そして尋常ならざる長さで行え。論点は、長々とした逸話や体験談で形作れ
  • 可能な限り、委員会(会議)に全ての項目を提示せよ。そして「さらなる調査と検討」を求めよ。委員会の大きさはできる限り大きなものにせよ。委員会は決して5人未満ではいけない
  • できるかぎり頻繁に関係のない話題を持ち出せ
  • 解決策が出る直後に、正確な言葉をもって押し問答せよ
  • 前回の会議で決まった問題を持ち出して、その決定を再検討するように議論を蒸し返せ

2.上官

  • 課題を与えるときは、つねに重要でない仕事から先に割り当てよ。重要な仕事は能率の悪い部下に割り当てるように心がけよ
  • 相対的に重要ではない仕事に完璧さを要求せよ。ささいな点でも修正するように突き返せ
  • 士気を下げ、非生産的な部下が心地よいようにせよ。出来の悪い部下に不当な昇進を与えよ
  • やるべき重大な仕事があるときこそ、会議を開催せよ
  • 許認可、指示、確認などあらゆる手続きを複雑化せよ。一人で決められる事でも3人の承認が必要なように取りはからえ

3.部下

  • とろとろのろまに働け
  • できる限り多くの仕事の妨げになるよう企画せよ
  • 仕事は下手くそにやり、道具や機械のせいにせよ。「こんな道具では仕事にならない」と不平不満の声を発せよ

痛いニュース:CIAが敵の組織を破滅に追いやるために潜入スパイに実行させるマニュアルが凄いと話題に

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1894578.html

(ジュゲの視点)

これは日本の会社や社会そのものじゃない?また、こういう人いるよ沢山いますね。わざわざ本題と関係ない話を無理やり広げようとして会議や会合にストレスしか生み出さない人。口は開けば愚痴と文句と批評しかしないのに自分はサボることに全力でろくな仕事をせず基本的なことすら出来ないのに悪いと思っておらず自己評価が低いと思い込んでいる人。アカラサマに大変な仕事の最中に突然現れて「暇そうだね~」とか「うわ~楽そうな仕事」とか「遊びながら給料貰ええて羨ましい」とか言いながら自分は大した仕事もせずブラブラして他人を邪魔することでしか存在感を示さない人。窓際の人なんて可愛いもんで、仕事らしきことをほとんでしてなくても邪魔をしないだけマシだと思えるほど積極的な存在。これれはCIA的にはスパイそのものだったんですね~。わかりますよ。そうした人はスルーに限るのですが、それを出来ない人が「なんなんだよアイツ!」とある意味では彼らに結果的に加担するようなことを言い出し仕事が遅れていき更に雰囲気が悪化していく。

ゲームでもそうですが、こうした行動をとる同僚はとにかくスルー!圧倒的スルー!何を言おうと無関心に限ります。こう書くと、「無視はいけない」という反応があるのですが、「無視」とは違います。無視は最悪の選択肢で過去の組織での経験からしても空気が凍るんです。凍った空気は怒りに満ちた空気より最悪で全てが悪い方向に行きます。この場合のスルーは、挨拶はする、挨拶されたら返す、話かけられたら最低限答える、(応え続ける必要はない)、大切なのは「自分からは関わらない」これにつきます。ゲームでも丸っきり同じです。相手にすると加速度的に悪くなるだけで、そうしたことをしてしまう時点で理解することは100%ありえません。無意識的行動であれ意識的行動であれ、改善することは絶対にないでしょう。なので「スルー」が一番です。

こうしたタイプの人に対する対応は「詐欺師」への対応と同じで、彼らにとって「反応=脈あり」です。憎悪を向けるというのは好意に反転する最も近道なので彼らは憎悪を好みます。寧ろ憎悪を好みます。憎悪というのは揺さぶれた感情を意味するので、どうあれ「揺さぶれた相手」がいるわけです。そしてそれは強いほどに反転しやすく、一度反転すると仮に短期間であったとしても超好意的になってしまうからです。これは犯罪におけるストックホルム症候群と同じようなもので、必要なのは「心を揺さぶられない」対応に思います。とはいえ、そんなことが出来れば苦労しないとも言えます。そうした場合は限界まで溜まったら徹底的に戦って、心が冷めたらまたスルーという感じに自分を揺さぶった方がいいでしょうね。夫婦でも全く喧嘩しなかったり、しょっちゅう喧嘩する夫婦というのはバランスが悪い感じで、ある程度は溜めても、必要以上には不満を溜めないことが結果的に長続きの秘訣に思えます。

人事のように書いてしまいましたが自分も反省すべきハッとする内容が1つかありました。(;´∀`)

  • 相対的に重要ではない仕事に完璧さを要求せよ。ささいな点でも修正するように突き返せ

いや~反省しました!( ゚д゚) 私は仕事が混んでくるとミスを減らす為に無意識に全てを出来るだけ完璧に仕上げようとする傾向があり、正直クソみたいな仕事すら完璧であろうと心を固くしてしまいます。納期は当然遅れたことはないのですが、結果どうなるかというと社畜状態になり、肉体がブレイクしてしまうわけです。会社の社長や代表というのは常に最高のパフォーマンスを発揮するようあらゆる努力をするわけですが、自分の身体を壊してしまうというのは結果的に計画を頓挫させたり遅延させる回避可能な問題を発生させるわけで、忌むべきことであったと今更ながら思ってしまいます。にも関わらず、未だに仕事が混んでくると、微細な問題に目がいってしまい心身ともに浪費しがち。これは改めて気をつけたい。それ以外では自覚の範囲ではやってないですね。ここにある全てをやられたことがあるんどえすが、中でも非常に迷惑なのが幾つか。

  • 何をするにも「指揮系統」を主張せよ。意志決定を早めるためのいかなるショートカットも認めないようにせよ

ほんと、頭にきます。これ、本当に頭がきますよ。自尊心だけでコレやる人一杯います。

  • 可能な限り、委員会(会議)に全ての項目を提示せよ。そして「さらなる調査と検討」を求めよ。委員会の大きさはできる限り大きなものにせよ。委員会は決して5人未満ではいけない

やっぱり!と思いましたね。以前からことを進める会議は3人から5人でやるべきもので、それ以上は無意味じゃないかと思ってました。

  • 解決策が出る直後に、正確な言葉をもって押し問答せよ

これはネットでもよく散見されますね。揚げ足取りです。役人や仕事していない人にも多く、東大話法等もこれですね。無意味かつ只管にソースを聞いたり。

  • 相対的に重要ではない仕事に完璧さを要求せよ。ささいな点でも修正するように突き返せ

これもよくやられました。やられやられた結果として、次第に全てを完璧に出せるよう意識修正がされ習慣化してしまったように思います。私の場合は結果的にこうした成果を求める人が黙るぐらいやりました。今思えば実に無駄だったと思いますね。

  • やるべき重大な仕事があるときこそ、会議を開催せよ

これやっちゃう上司本当に多いですよね。今はそれどころじゃないでしょ!って時に、重大な時だからこそ見落としが無いようにとか言い出し、参加したらクソみたいな話なんで毎度驚かされます。

  • 許認可、指示、確認などあらゆる手続きを複雑化せよ。一人で決められる事でも3人の承認が必要なように取りはからえ

これも会社の日常ですね。各々の自己満足の為に徒労。

  • 仕事は下手くそにやり、道具や機械のせいにせよ。「こんな道具では仕事にならない」と不平不満の声を発せよ

中でも悩まされるのがコレ!!「パソコンが壊れた」「タブレットが壊れた」「スマホが壊れた」と口癖のように言ってしまう人、こうした人を見ると「あ、アカンやつや」とピンと来ます。これは「私は悪く無い」という認識がある人で、この手の人には何をいってもダメ。自らの行為を省みたり、方法を変えたり、失敗から学ぼうという意欲はゼロです。この手の人は本当に厄介で自らの誤りを認めることがありません。なので10年教えてもほとんど成長せず、軽い変化球の事象が起きても前例から学びません。Windows95までの時代ならともかく、最早現代は初期不良や時限装置以外ではまず壊れません。ならどこに原因があるかというと使い方と環境です。これでIT機器は天地の差になります。初期不良はどうしても起こりえるので、私も購入時は入念に検査します。特に昨今は保証期間が短くなっている為に非常に重要です。

これに限らず、「誰々が悪い」「何々が悪い」とすぐ言う人は同様。創造性が無いが故かもしれません。こうした人は多くの場合、他人を足ばかり引っ張る印象です。口を開けば文句ばかり、成果が上がれば俺のお陰で胸をはります。ゲームでもいますよね?w ゲームは裏側が見えないと思ってバリバリ本音をいってくれるので素が出ます。人間というのは姿は見えずとも素行や発言で出ます。日本人はどうしてここまで自己崩壊をしているのか・・・。