ゲーム論:ゲーム制作側の腐敗と暴徒化するユーザー

DMMのMMORPG『カオスサーガ』がわずか1日でサービス終了 FF11のモデリング盗用が発覚

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1904031.html

10月21日に事前登録された『カオスサーガ』は11月15日の12時30分に正式サービス開始。16日の朝10時半頃に緊急メンテナンスが行われ、11時45分に緊急メンテナンス終了時間が未定に。そしてそのまま15時になりサービス終了の告知が行われた。

約1日という短い寿命だったMMORPG『カオスサーガ』。運営からも編集部宛に「諸事情がありまして、サービスを終了する事となりました」と連絡が来ていた。しかしその諸事情について聞くことはできなかった。

(ジュゲの視点)

FF11のキャラデータ丸パクリということが解ってしまったのが原因のようですが、やる前に誰かトメなかったのだろうかと。キャラは丸パクリであってもゲームデータそのものは作るわけで、サービスが中止もしくは賠償になるとしたらリスクの方が大きいように。こうなるとゲームデータそのものも・・・。結局は 「安易に金を稼ぐ」 という時代の最たる象徴のようなニュースに思いました。安易に作って安易に稼ぐ先にはリスクの増大と業界の崩壊しかないと思われますが、訴訟社会を背景にしているようにも感じられます。訴訟されない限りは構わないといった。業界の方はどう考えているんでしょうかねぇ。日本だけはこうした流れの一員になって欲しくなかった。

名作「かまいたちの夜」、リメイク版が酷すぎて炎上 イラストレーターが謝罪する事態に

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1904330.html

「かまいたちの夜」リメイク版に不満続出、イラストレーターが「申し訳ない」と謝罪する事態に 「あなたは悪くない」という声も「あのシルエットがよかった」「シリーズのコンセプトが崩壊してる」など従来のファンからは「がっかりした」といった意見が多く寄せられていました。

(ジュゲの視点)

一方で日本人ユーザーの了見の狭さが加速しています。原作は原作として捉え、新たな展開は展開でヨシと捉えられなくなっている。他のケースでは原作者がOKを出しているのに、「原作者がおかしい」と非難されたり、本末転倒な自体に至っているケースもあります。開かれたインターネット、開かれた意見の場が、単に無責任に言いたい放題書ける人の場と化している傾向がどこもかしこも見受けられます。その多くは直接的に利害関係の無い人であったり、遊んだこともなかったり、読んだこともなかったりで、単なるストレス発散の場となっている印象です。マトモなことを書ける人は逆に書いていない為、そうした単に声が大きいだけの人がそうした場を掌握する傾向が感じられ、結局は昔と大差ないな~と感じられました。(昔も声と威勢のいい人が場を支配していた時代があるように思う)

これらを鑑みると意図的に情報を自ら遮断し、本当に必要なものだけに絞った方がいい時代に来ているように感じます。多くの情報はほとんど生きる上で必要の無いものばかりです。にも関わらず脳は一生懸命処理し疲弊が加速する。自ら取りに行くより、目の前にあるものを拾う方が賢いかもしれませんね~。そんなことを感じました。自由と無法を勘違いした人が溢れかえっていることを彷彿とさせました。