Android:某国端末メーカー標準でスパイ仕様

Android端末のファームウェアに隠し機能、ユーザー情報を中国に送信

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/16/news059.html

 Kryptowireは米軍や捜査当局向けのモバイルセキュリティツールを手掛ける企業。同社によると、米国のAmazonなどのネット通販で販売されていたAndroid端末のファームウェアのコードやネットワークを分析した結果、BLU Products製の端末などでユーザーが送受信したSMSの本文や連絡先、通話履歴と電話番号、端末の識別番号などの情報が収集されていたことが分かった。こうした情報はユーザーが知らないうちに、上海にあるサーバに定期的に自動送信されていたという。

(ジュゲの視点)

 やっぱりかぁ・・・と多くの方は思ったのではないでしょうか。この場合のAndroid端末とは某国メーカー製造と考えるとすんなりいきます。Android自体はオープンプラットフォームOSですので機種によってこれに手を入れそれぞれ独自のカスタマイズがされます。つまり、Android-OSに製造メーカー公式スパイウェアを入れ込んだ。そういう記事です。これがあるので私は国産や台湾のスマホやタブレット以外は買わないのですが。昨今は日本も極めていかがわしいことを平気でやる国と化しつつあるので今後は疑わしいと言わざるおえません。アメリカに情報を売るか、アジア各国にうるか、国内に売るか、最早携帯端末を使うということはそういう時代になっているのかもしれません。なので最近は状態のよいいガラケーを買っておこうかと検討しています。新しいガラケーはOSがAndroidであることが多いですし。

 その点PCはやはりまだ使用者側が注意していれば安全性は高いなと感じます。権限には全て許可が必要ですし、不要なソフトはいれませんし。Windows10のようにOS側が情報を収集するような場合は、感染した際の被害は極めて甚大と思われますが、感染しないように努力・対策することは可能でしょう。スマホ、タブレットは公式がスパイのアプリが多く、私は普段ネットワークに接続しないようにしています。アプリの更新も権限が高すぎるものは全て拒否。最終的には攻殻機動隊じゃないですが、データの保持と仕事用にスタンドアロンPCがあるのが一番安全なんでしょうが。後10年もしないうちに、いよいよソコを考えないといけない世界になりそうです。どの企業も個人情報を飯の種としか考えなくなっておりますし、政府もそれを許す動きがあることから支配する側、される側の構造がより明確になってきました。