2016年面白かった「アニメ」大賞
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niconicoでアニメを視聴したことのある皆様にお聞きします。2016年にテレビ地上波で放送されたアニメは以下の通りです。そのうち一番面白かったアニメを1つお答えください。(五十音順)
1 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 7.4 %
2 Re:ゼロから始める異世界生活 7.1 %
3 この素晴らしい世界に祝福を！ 5.4 %
4 ユーリ!!! on ICE 4.0 %
5 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 3.9 %
若手アニメーターが感じている不安
http://www.yetyou.jp/?p=9466
春から研修を始めて半年で動画500枚を達成するような、かなり有望な若手が感じていたことについて、今回は周りの人間は気づくことができませんでした。そのことに対して、P.A.WORKSはこれからどう取り組んでいくかを考えて、先日本社のスタッフと話す機会を設けました。少し長いので整理して、その具体的な内容をブログに記録しておきます。
また、従来の弊社のやり方において改める必要があることについては、真摯にこれを受け止め、できるだけ早く改善をしていこうと思います。
アニメーターの仕事がどんなもので、プロの職人を目指すことがどれくらい大変なものかを、今では様々な情報で知ることが出来るようになりました。若手のみなさんは、独立したプロのアニメーター、クリエイターとして生計を成り立たせるのは大変なことだということを覚悟してこの道を選んだと思います。それでも、実際に仕事を始めてみると予想以上だったということもあると思います。将来に不安を感じることもあるでしょう。
（ジュゲの感想）
ニコニコ動画での結果です。私としては最近またアニメ見なくなってきました。なんていうか、代わり映えしないんですよねぇ・・・。2015年が豊作だったから余計に。アメリカの連続ドラマもそうですが、どれ見ても魂の色が同じというか。以前は、つまらないと思っても３話まで見たら最後まで見ておこうと思ってたのですが７話とかで力尽きることが多くなってきました。ガンダムのゲームをしてますが、もうガンダムは見るきはないので、その系統は最初からパス。2016年で心に残ったのは １位のジョジョ４部 これは良かったですね～。会心の一撃でした。原作の独特な配色をアニメで再現し、非常に面白い作品に昇華させた感があります。
ジョジョ４部は私の中では地味な印象で、私的ジョジョランキングでは下の方なので全く期待してませんでした。アニメを見ながら「こんなに面白かったっけ！」と思うほど巧みにアニメ化されていたと思います。特に配色表現の絶妙さは相当なご苦労があったと思います。ちょっと失敗するとああいうのって気持ち悪い印象しか残りませんからねぇ。声優さんも素晴らしく原作通りの声で、より以上の世界観をマッシュアップしていたと感じます。最後まで楽しませてもらえた唯一に近い作品でした。
Re；は評価は当時から高いようでしたが、どこぞで粗筋をみてそれだけで「あ～も～この手の作品はいいや」と思ってしまいましたので見てません。今にしてみれば見ればよかったな～と思うことも。気づくと２位～５位まで、全部見てないｗ ユーリは名作感があったので観ようかと一瞬思ったのですが、スポーツ系をあんまり好まないのとフィギュアスケート自体に全く興味がないのでスルーしてしまいましたねぇ。どうも私のような年齢になると 「あ～あの作品はあれの亜流だなぁ」 とかすぐ頭に浮かんでしまい、そこでまずテンションが下がる。辛抱して見ても 「こんなものか」 で終わってしまう。いけませんね～。ジョジョのいいところは、荒木飛呂彦節が全開で他にはない趣があるのが他作品にない素晴らしさ。当時はそういうアクの強い作品が多かった気がします。最近はあらゆる作品が類型化されている印象で、「あ～あれ系か」 とか 「あのパクリか」 とか 「あれの亜種だな」 で分類され、その上でそれを越えない印象です。荒木節も元がありますが、ジョジョの３部から独自の世界観になっている印象でそこが面白い。
アニメの本数は過去最高を記録しつづけ、アニメーター不足や過労問題、低賃金問題がクロースアップされてますが、その一方で心を鷲掴みどこからチョイつまみされる作品そのものが本数が多いわりには無くなっていく印象です。2016年で言えば個人的にはラグビー漫画のアニメ化作品 ALL OUT は好きですね～。ややテンプレ的な部分がちょいちょ出て来るのが鼻につくのですが真摯に作品に向かい合っている印象で好感がもてるスポーツアニメ。本来スポーツアニメは好まない私ですがあれは毎週楽しみです。最近は面白いと思う作品を探すことそのもの疲れが出てしまい、興味を惹かれた作品のみ見てみて、ピンとこなかったら続かないままにさせている感じです。某ブラバンアニメも丁寧で好きだったのですがどうも続きませんでした。なんかこ～・・・いや、止めておきましょう。面白いとは思いましたけどね。主人公の声優さんのセリフ回しの自然観とか凄い好きだったし。でも止まっちゃいました。
製作者の環境がもう少し改善されることを願いたい。P.A.WORKSさんなんて良作を排出されてますし、読む限りにおいてですが整備されている方だと言うのはとてもわかります！恐らくもっと酷いところは五万とあるでしょう。それはこの会社が2015年に放映した SHIROBAKO でも描かれています。環境を変えるというのは容易じゃないですからねぇ。ジブリなんかも例外中の例外であり、莫大なコストを払っていたことは鈴木敏夫プロデューサーの読み物からも伺えます。各社が自助努力を行い地道に整えていくしかないでしょうね。そこにユーザーも力をかしてもらいたいものです。
薄利多売ってありますけど、それは生産物であって、創作物での薄利多売って単に価値の下落でしかないような気がします。視聴者の時間には限りがあり、その限り有る時間の中で割くわけですから、割いた挙句に ( ﾟдﾟ)ファッ！？ みたいな作品だと本当にガッカリしてしまいます。不器用でもいい、下手でもいい、いくらかでも人生を燃焼させた作品に出会いたいものです。それにしても制作環境だよね～・・・政治力のある豪腕のプロデューサーとか日本には必要かもしれませんね。日本人はロビー活動が本当に苦手みたいですし。（私も超苦手なんで他人のこと言えません）