ゲーム:開発期間20年超のRPG、2017年5月29日Steamで販売予定

開発期間が20年を超えるRPG「Grimoire : Heralds of the Winged Exemplar」が2017年5月29日,ついにリリース

http://www.4gamer.net/games/377/G037780/20170418047/

オーストラリアで20年以上にわたりゲームの自主制作を続けてきたクリーブ・ブレイクモア(Cleve Blakemore)氏の「Grimoire : Heralds of the Winged Exemplar」が,Steam Greenlightで多くの賛同を得て,2017年5月29日にリリースされることが発表された。(中略) 「Wizardry」や「Might & Magic」「Ultima Underworld」など,クラシカルな一人称視点のダンジョンクロウラーと呼ばれるタイプのゲームとして,1997年に開発がスタートしたという本作。ブレイクモア氏は,契約プログラマーとして生計を立てつつ,自分の遊びたいゲームをコツコツと作り続けてきた。プレイアブルなβ版は,すでに1990年代から存在していたようで,テスターを務めた息子クーパー・ブレイクモア(Cooper Blakemore)氏がゲームのブログを始めてからも,7年が経過している。

(ジュゲの感想)

これは実にユニークな記事。「20年か~さぞや・・・」画面を見る「(“゚д゚) ファッ!!」となるギャップを楽しめる。ただ個人的には応援したタイトル。というのも昔懐かしいダンジョンクロウラーなのだ。ウィザードリィやブラック・オニキス世代としては懐かしさ満点。当時、方眼紙を購入し、ダンジョンで独自にマップを作っていたことが思い出されます。画面もまるっきりタイムスリップしたかのようさ古めかしさ。ただ、何よりプグラマーとして生計を建てながら、自らが遊びたいゲームという思いに妥協せず作り続けたというのが素晴らしい。普通、忙しさに忙殺されたり、「もうこんなにかかりすぎて時代もゲームシステムが変わったし・・・もうダメだ」と諦めてしまいがちなのに、当時のグラのまま20年以上やり通したというのが凄い。

これは時薬の典型かもしれませんが、20年経った結果として時代が1周し、懐古的なゲームが受け入れられる時代にきております。またゲーム実況者と呼ばれる人は、メジャーなものよりマイナーなゲームに取り付く人も多く(その方が着てもらえる)、そうした方にでも取り上げられることが考えられます。過去にクラウドファンディングに失敗したこと等はそうした背景を踏まえているように思います。なのでタイミングとしては丁度良かったかもしれませんね。今より少しでも時代が早いと流石に厳しかったように思います。本当にやりたいことは諦める必要がないと勇気づけられた気分。時代というのは常に巡っているので周囲の環境は環境として自分が本当にやりたいことを「やり続ける」ということが実る最大の近道な気がしますね~。ま~巡ってくるまでは金にはならないでしょうから、やっぱり夢と実益は分けた考えた方がいいですね。

RPGは正直好きなジャンルではないので、シューティングゲームやアクションゲームでこうした人のタイトル遊んでみたいなぁ。ファイナルファイトとかベアナックルとか凄い面白かったのに、今って全く無いんですよね~。今でこそ活きてくるのになぁ。ベアナックルなんて全作購入して5周はした。友人を呼んでワイワイ楽しんだことが思い出されます。